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性能を検証 CORONAが凄いかも!


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アメリカで実績のある実装メーカーRapidLEDの最新型システムLED「CORONA」が到着しました。

RapidLED社の本業はスター基板などに実装したりドライバーやヒートシンク、レンズなどを販売している

会社ですからLEDのことを知り尽くした信頼あるメーカーであると言えます。

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その実装メーカーが手掛けた最新型システムLEDが「CORONA」です。

実装メーカーに外注しているアクア用LEDメーカーとは一味違うと思いますので当然ながら期待度は

それなりに大きいものがあります。


CORONAをコントロールするのはFishbitという専用のアプリをダウンロードすることから始まります。

とにかくこれまで使ってきた他メーカーのアプリとは次元が違います!

先ずはこちらの動画をご覧ください。








一番大きな違いはスマホなどネットワークに繋いだ状態で使えるところです。

いちいちWi-Fi接続をしなくても最初に設定すればFishbitのアプリを起動させるだけでOKです。


それと、プリインストールされているプログラムは6種類あります。

1. Kua Bay, Hawai
2. Apo Island, Philippines
3. Komodo, Indonesia
4. Buccoo Reef, Tobago
5. Great Barrier Reef, Australia
6. Taveuni, Fiji


う~~~ん、素晴らしい♪

マニュアルセッティングはムーンライトを含む6チャンネル方式です。


各チャンネルの波長などを測ってみましたが、1つ1つのLEDがズバ抜けて明るく、全点灯では横から

でも直視不能になりそうなぐらい眩しい輝きです。

レンズは80度レンズを採用されてるようですが中央60度角ぐらいが特に強そうです。

光のブレンド性はPixieのようなマルチチップには敵いませんがそれなりに満足出来るものになっています。

異色の赤と緑が1台に付き2個ずつですからさほど気にならない程度です。


アプリ操作はiosとAndroidの両方で試しましたがどちらも同じで問題なく使えました。


その他にもいろいろな使い方が出来そうなアプリですがそれはまた後日にゆっくり試しながらご報告

させて頂きます。


それでは各チャンネル毎のスペクトルと照度をご紹介させて頂きます。


計測地点の離隔は光源より30cmのセンターにて行っております。




Ch-1 ムーンライトチャンネル(CREE 450nm ロイヤルブルー×2)


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corona moon




文字通りムーンライトとして使うチャンネルですがプログラムで設定する場合は他のチャンネルとON/OFF

が逆になっています。

他のチャンネルが点灯している時間帯には点かず、OFFタイムになってから点灯するようなプログラムが

初期に組み込まれています。

もちろん設定次第でオンタイムでもお使い頂けます。





Ch-2 ブルーチャンネル(CREE 435nm ディープブルー×8 CREE 465nmブルー×8)


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corona blue




2種類のブルーが混在しておりグラフを見ると410~500nmまでワイドな波長が出ています。

これはLPS/SPS問わずサンゴ育成に最も適している波長域なのでこのチャンネルがメインで活躍して

くれそうな感じがします。

次にご紹介するホワイトのピーク波長が450nmなので、2種類のブルーはこの波長を挟み込むように考え

られているのでロイヤルブルー(450nm)はわざと外したのでしょう。流石です!





Ch-3 ホワイトチャンネル(CREE XP-G2×10)


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このホワイトLEDはお馴染みのCREE XP-G2が使われています。

一般的な白LEDに比べ500nm付近の凹みが少なく、ホワイト10発で3万Lux近くまで叩き出すスグレモノ

です。

平均演色評価数はRa81と平凡ですが、まぁ普通はこんなもんでしょう。

他のチャンネルにR・G・Bが含まれていますので演色性に関してはここで拘る必要がありませんね。





Ch-4 UVチャンネル(Semi Violet UV×4 Semi Hyper Violet×4)


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corona UV




一応UVチャンネルとなっていますが420nmバイオレットがメインになっています。

このバイオレットの波長はオージーサンゴなどにとても効果的で400UVより重宝されているようです。

波長は400~460付近まで広域に出ているようで、これはおおそらくHyper Violetの効果だと思います。

RapidLEDはサンゴに必要な波長をよく研究されていると思いますのでPixieの時のようにオリジナルは

必要無さそうです。





Ch-5 レッドチャンネル(CREE XP-E Photo Red×2)


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corona Red




出ました! 光合成第二必要波長である660nmがきっちりと出ています。

使われている素子はCREE Photo Redというタイプで写真を撮る時などに自然な赤みを映し出すために

作られたLEDです。

一般的な赤は630nmで少し朱色掛かった赤色ですがこのPhoto Redは真っ赤です。

これは水草なんかにも非常に効果的じゃないかと思います。

日の出・日没の夕焼けとかの演出にも綺麗に出そうな感じですね♪

たった2個ですが強烈な発光をしています。





Ch-6 グリーンチャンネル(CREE 520nm Green×2)


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corona green





最後はグリーンです。

CREEのグリーンがこんなにも広帯域だとは気付きませんでした。

460~610nm付近まで出ていますね。

出来ればここだけはLimeかCyanの方がベストだったかも知れませんね。

これに関してはまたLapidLEDと協議していきたいと思ってます。





Ch-All オールチャンネル(全点灯100%)


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corona All




露光時間6ms

言っときますけど不正してませんよ(笑)

離隔30㎝で何度計ってもこれしか出ません。


ちなみに離隔45㎝がこちら ↓



corona All45




どこぞのお偉い方が何か指摘されていたようですが、強烈な光の下では離しても6msでしか測れません。

それにしましても離隔45㎝で3万Lux超えとは驚きです。

Pixieとは正反対にパシッとした強烈な光を放っております。

これが良いのか悪いのかは実際サンゴに聞いてみないと分りません。

まぁ、それは別として非常に優れたスペクトルになっていますので現時点ではトップクラスに君臨する

ことは間違いないと思います。


ちなみにメーカー発表のPAR値はこちら ↓



PAR_graph_24.jpg




このグラフは離隔60㎝のものです。

フツーはそこまで離しませので実際にはもっと強烈なPAR値になると思います。

そして、このような高性能にも関わらず温度感知式クーリングファンの音は非常に静かです。

Pixieのサイレントファンよりも静かだと思います。

常に比較するのは同クラスのPixieですが、CORONAやはり期待以上のものがありそうです。


ところで困った事が一つだけあります。

どの箱を開けても電源のコンセントケーブルが見つかりません。

これは日本仕様のコンセントケーブルを自分で見つけろって事でしょうか?(笑)




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2017-02-11 : RapidLED : コメント : 0 : トラックバック : 0
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