TWINSTAR Light 届く!

私がTwinStarでおなじみENBION社のJang社長と初めてお会いしたのは3年前でした。
忙しい中、日帰りで日本を訪れて3時間ほどミーティングした後に帰られました。
そして数ヵ月後に今度は私が彼の元へ向かい、お互いのアクア談義を交わして別れました。
非常に研究熱心で情熱的な方です。

滅多に笑わないJang社長とのツーショット(ENBION社内にて)
この時から彼との間にはビジネスを超えた深い友情で結ばれていた気がします。
以前からLED照明についてはMICMOL製品をヨーロッパの代理店に紹介したりしていて積極的な動きは
ありましたが、この度は自らのアイデアで開発されたLED照明を発売される事となりました。
その新製品が早くも弊社に届きましたので早速ですが検証してみました。
今回サンプルとして届いたのは600ESというモデルです。

TWINSTAR LIGHT 600ES
出力は600ESで33W、MICMOLのAqua Airが同サイズの600タイプで48Wですから少しだけ
非力なのかも知れませんがミドルクラスの水草用としてはまずまずの出力だと思います。

スタイリングはご覧の通りADAさんの人気機種を彷彿しているかのようなデザインです。
調光やタイマープログラムといった機能は一切無く、電源をつなぐだけの至ってシンプルな構造です。
使用されているLEDは4種類で赤・緑・青のRGB+白です。
これからの淡水・水草用LEDライトにはRGB+Wが鉄板の構成になりそうな感じですね。

LEDは全部で87球で、1球あたりの出力はおよそ0.4WほどでAqua Airとほぼ同じです。
数が違う分だけ出力に差があるのでしょうね。
構成の方は次の通りです。
白 6200k = 48球
赤 632nm = 15球
緑 519nm = 12球
青 467nm = 12球
淡水・水草専用ですからそんなに波長にこだわる必要はありませんが少し平凡かと感じました。
私なら白を8000kぐらいのクールホワイトと2700kのワームホワイトを、赤は660-670nm、緑は良いとして
青は475nmあたりにするとかなり良くなるかもです。
LEDライトを作るんだったら先に相談して頂きたかったと言うのが本音でちょっと残念かもw

波長的にはRGB+Wなので、まぁこんな感じでしょうね。
CRIもRa78とやや平凡的な数値で、照度も乳白色のアクリルカバーを使っているためにロスしてる感じ。
まぁツインスターファンの方なら使ってみたいと思うのでしょうが、日本ではあまり馴染みがありません
のでかなり厳しい市場になりそうです。
価格はまだ正式に決まってませんが、おそらく同サイズのAqua Air600より高くなる可能性大です。
こうなるとプログラム制御付きで出力も高いAqua Airに軍配が上がるのは目に見えてますね。
せめて1万円を切るぐらいの価格設定なら商機はあると思うんですけどね~♪
ただ、バランス的に水草はかなりキレイに映ると思います。
スタイリッシュでそこそこの性能はあるんだけど新型Aqua Airの発売が控えているだけに・・・辛い
う~~~ん、困った。。。

今年5月にドイツで開催されたインターズーのツインスターブース

コメントの投稿
ツインスターLEDについて質問お願いしますm(__)m
突然の質問失礼します。
ツインスターLEDなのですが、600Eと600ESの違い、600ITというのも見かけたのですが違いや値段など教えて頂ければと思いコメントさせて頂きました。
現在は、テクニカLED600を使用していますが全く赤系水草が赤くならず、照明を色々探してたのですが、インスタでツインスターを見つけて気になりましたが、日本では情報がなく値段、使用感など教えて頂ければありがたいです(>_<)
ツインスターLEDなのですが、600Eと600ESの違い、600ITというのも見かけたのですが違いや値段など教えて頂ければと思いコメントさせて頂きました。
現在は、テクニカLED600を使用していますが全く赤系水草が赤くならず、照明を色々探してたのですが、インスタでツインスターを見つけて気になりましたが、日本では情報がなく値段、使用感など教えて頂ければありがたいです(>_<)