製品の最新情報やアクアリウム全般に関する記事を取り上げています。

迷信!赤を濃くするのは強い光?

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赤系水草はLEDでキレイに育つのか?



今やネットの情報って縦横無尽にあり検索すれば何でも出てくる便利な世の中になりました。

しかし私はその内容について常に信憑性を疑うことから始めるようにしています。

もちろんその多くは信頼できる情報だと信じていますが、中には迷信や風評など間違った情報が錯乱

していることも事実です。


何故こんな事を書いているのかと申しますと、アクアリウムの世界はあくまで趣味ですから研究機関に

よる正確な情報が少なく未知の部分が多く残されており、専門分野といえば経験豊富なショップさんや

農作物の研究を事例としたものを引用されているのが通例のようです。

大まかには間違いではないものの、そのため個々の見解に多少の差が有るように思えます。


私がアクアリウムを始めた頃はネットなどの通信網はなく、専門誌あるいはショップさんのアドバイスだけ

が頼りで見様見真似を繰り返し、気付けば30年以上も経っておりました(汗;

長くやってれば偉いのかという事ではなく、そのため全てが自分で試した経験値となって残っておりますの

で少なからずともネットの情報を鵜呑みにするような事はほとんどありません。

ここで私が書かせて頂いているのもネット情報の一つとして参考にして頂ければと思っています。



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イトルにありました通り、赤系の水草をより濃くする方法としてネットで検索するとそのほとんどは

アントシアニンに由来するものであると記されている方が多数を占めています。

私もその意見を支持しています。

ではそのアントシアニンを生成する過程における光合成の役割として強い光が効果的であるといった

意見も多数あります。

これにつきましては大きな誤解があるように思えます。

アントシアニンの生成を促進するのは強い光ではなく有効な光(波長)であるということです。

有効な波長を含まない光源の場合、強くしてもあまり効果を得ることが出来ません。

また多少の有効な波長が含まれる光源であれば強くすることにより若干は効果的だと思いますが、それ

と同時にコケ類も促進してしまいますので賢いやり方ではありません。


単に申し上げますと、UVAを含む青と赤の光がアントシアニン生成に最も効果的だということです。

この光の波長が含まれるものは太陽光でありメタハラ(種類により多少誤差あり)であったりするわけで

ありますが、LEDライトに限っては製品によりかなり差が激しいので効果的なものを選ぶしかありません。

先にも述べさせて頂いたとおり、有効な波長があまり含まれていない製品ではいくら足して明るくしても

効果が得られないことになります。


そして最も効果的なのは適度なUVAが含まれる光であることが様々な実験結果から立証されています。

これにつきましては「アントシアニン 生成」などで検索して頂けますとたくさんヒットしますのであえてここに

文献などは掲載いたしません。


弊社でもこれにつきましては発売しているLED製品の性能を実際に使って検証なども行っています。

こちらはATLEDTiS Cookieを使ったテスト結果です。



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初使用されていた照明より照度は低いにも関わらず赤色はより濃くなってきました。

理由はアントシアニンの生成に有効な波長が揃ったLEDライトだったからです。

有効でない波長の光はいくら強くても無駄であることがお解かり頂けると思います。

この事から私は「赤色には単に強い光が必要」という定説をきっぱりと否定させて頂きたいと思います。


ATLEDTiS Cookieは水草専用に特化した高演色LEDですから必要な波長がバランスよく配合されており

アントシアニン生成など光合成のメカニズムを科学的に研究された製品となっています。


また、ONFのFLAT ONEも同様にUV域~ディープレッドに至るまで広範囲なスペクトルを実現した製品です

から非常に理に適ったアクアリウム専用のLEDライトになっています。



いろんなメーカーさんからLEDライトが発売されています。

中には堂々と『水草用』あるいは『サンゴ用』と書かれているものもあるようですが、ネット情報なども含め

本質的な部分を見分ける力を養って頂けるところでご参考になれば幸いかと思います。




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2016-04-18 : その他 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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No title
後は「この照明を導入すれば全て解決」ではなく、水槽内のあらゆる条件を整えてあげることが大事ですよね。

我が家はADAの寒天培養水草を入れていますが、草が赤くなるのは水槽の中層辺りからです。そして、ロタラsp.haraよりも隣のマクランドラグリーンの方が赤みが強かったりします。(マクランドラは水上葉で導入して、現在の草丈は水槽内で一番長いです。)

色々なやり方がある中で、自分のアクアリウムにあった条件をじっくり探すのもまた楽しみの一つではないかと思います。

波長でいえば、LUPYLEDのtheONEも期待がかなりできそうですね!検証記事、楽しみに待ってます♪
2016-04-19 00:36 : トモ URL : 編集
トモさん

お早うございます。
仰るとおりで照明だけが全てではありませんので個々の水槽環に手を入れてあげることが大事ですよね。
でもなかなか赤くならないとかお悩みの方は是非この機会に光の質と云うものにも目を向けて頂ければと思っています。
そういった時に、ネット検索したら「強い光が必要」とか、かなり抽象的な解説が圧倒的でしたので光量を増やすだけが脳じゃないってことを知って頂きたかったので記事にしました。
残念ながらショップさんですら間違った見識をされている方が多いように見受けられます。

FLAT ONEもテストを継続していますが、近日にテストサンプルとして導入するLUPYLED theONEにはかなり期待しています(笑)
2016-04-19 06:51 : J.タナカ URL : 編集
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