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HISEA A1続報!検証結果は…?

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現時点でおそらく史上最強かと…                      思う。



こんなに到着が待ち遠しく思えたのは久しぶりで今でも少し興奮気味のJ.タナカです。


結論から申し上げますと、予想を遥かに上回る検証結果が得られました。

こんなLED照明は今まで見た事がありません。

何と表現したら良いのか分りませんが、LED特有の直線的な切れ目を全く感じさせない本当に理想的な照明

に出会う事が出来たと思っています。


私が言うところの直線的な切れ目と言うのはライトとライトの間隔であったり素子同士の間隔により影が多色

に映ったりする現象の事で、異なる色のLEDを使っている以上多少なりとも仕方が無いというかLEDにおける

致命的な欠陥であり目を瞑っていた感は否めません。


に何セットか販売させて頂いた方々には大変申し訳ないのですが、私が今でも悔しい思いを残し

ているあのMEGA G4でさえも過去のLEDかと思ってしまうほどその違いは歴然です!

LEDの世界は日進月歩なのでお許しください。


とにかくご自身の目で是非お確かめ頂きたいと思っています。

それほどこのHISEA A1は異次元の出来栄えで私が追い求めてきた理想を完璧なまで再現したLEDライト

だと思っています。




だ一つだけ残念なお知らせがあります。

淡水・水草ユーザーさんからも注目を浴びているHISEA A1ですが、今回サンプルとして届いたのは

スタンダードバージョン(SPS用)のみでした。

すぐに問い合わせるとLPSとPlantバージョンは在庫がなくて今作ってる最中だとか・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

それ先に言ってよ~~!って感じですが、これまでにも何度か経験した事で海外メーカーではよくある話。

彼らは絶対にマイナス情報は先に言ってくれません。


まぁ、ここで愚痴っていても仕方ありませんので気を取り直して検証開始です。

おそらく近日中には届くと思いますので楽しみにお待ちくださいませ。



それでは先ず全モデルに共通する外観やクオリティーなどについてご紹介させて頂きます。



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非常にシンプルな化粧箱です。

本体が白と黒のカラーに分かれていますので、おそらくはそれを表現したパッケージデザインなのでしょう。


今回サンプルとして届いたのはブラックボディーで、本体重量は870gで公称値(1000g)より軽いものでし

た。 質感的には飛び抜けて良くも悪くもありません。


付属品は本体以外に電源とケーブル、それにワイヤーでも吊り下げ可能なハンギングキットが入ってます。

今回の設置には最初から本体に取り付けてあったリングを直接マウントアーチの穴に通しています。

このマウントアーチは別箱に入っており標準セットとなっています。

マウントアーチについてご説明しますと、新品の状態ではまっすぐな棒状になっています。


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アーチの真中辺りからジャバラのようになっていて高さなどを調整しながらL字に曲げて頂く感じです。

少し太くて曲げるのに力が要りますので足で踏んづけてグイーっとやると簡単に曲がりますよ。


奥行きが45㎝の水槽ならおよそ30センチの高さぐらいでライトが中央になります。

奥行き60㎝水槽ならもう少し低くなってしまいますのでそのまま使えない事はありませんが水面との離隔を

とりたいのであれば市販のアーチとかでワイヤー吊り下げをお勧めします。

逆に小型水槽に使う場合はアーチをU字にしてお使い頂ける大変便利なマウントアーチです。


システムLEDだとあれとこれは別売りなんて事はよくありますが、HISEA A1はオールインワン! 

1つの製品で全てが揃うって嬉しいですよね~♪ (^^)bGood!



そして最後はお待ち兼ねの照度とスペクトルの性能を検証いたしました。




先ずはホワイトチャンネルです。



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ワイトチャンネルはどこにでもあるような450nmピーク中心のスペクトルです。

ただ、注目して頂きたいのはCIEの色味表なのですが、かなり青よりになっている事がお解かり頂けます。

測定器にCCT(色温度)は出ていませんがおよそ12000-14000k(ケルビン)ほどで非常に青白いです。

水槽を照らした画像をご覧頂くと判り易いですのですが、白だけのLEDなら普通はもっと黄色味掛かった

感じになります。 しかしこの白色LEDは透き通るように爽やかな水景で非常にナチュラルです。

サンゴの発色も白LEDだけでそこそこ出ていますので実際のところこれだけでも良いのでは?と思ってしまう

ぐらいなのでT5のような明るい白色が好きな方には堪らないと思います。

白だけの単色でここまで綺麗に魅せるのは流石だと感心しました。


隔30㎝の照度も30000Luxを超えており90度レンズ仕様としては破壊力十分過ぎますね。

おそらく60度レンズにしたら50000Luxを超えるんじゃないかと思います。

90度レンズ仕様の恩恵は直下から離れても照度低下率が低く広角ワイドに照度を保つことが出来ます。

最初から低い照度の場合、90度レンズだとより暗く感じてしまいますので60度ぐらいの集光にして照度を

稼がなくてはいけないのでしょう。 

これはスポットLEDが良い例ですが集光にする分ある程度の色ムラは仕方ないのでしょうけどね。





お次はブルー+UVチャンネルです。



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ほぼ公称値通りの測定結果が表れました。

UV域は385nm付近から440nmまで欠落することなく平均的に出ており多くもなく少なくもなく、本当に理想

的な波長を生み出しています。


来であれば計測される事の無い500~700nmまでの波長が出ていたのには驚きました。

おそらくこれはCOBのマルチチップによる影響だと思われます。

青色系とUV素子が白色素子を挟み込むような配列になっているために反射して出ているのでしょう。

そのせいか水景は白色素子を含んでいないにも関わらずとても明るくて、青とUVだけとは思えないぐらい

の色合いとなっていて、これはこれでとてもに綺麗ですよ。





続きましてはブルー+カラーチャンネルです。



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このチャンネルには赤(ディープレッド)と橙(アンバー)、それに緑(シアン)がそれぞれ1素子入っています。

赤色が非常に強く現れていますがスペクトルを見てみるとほんの僅かです。

赤色って人の目にはかなり強く映ってしまうんでしょうね。


しかしながらこの色が実は非常に重要な役割があります。

光の三原色を思い出して頂きたいのですが、光はRGBの強度によって様々な色に変化させます。



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もし赤色が入っていないLEDライトでサンゴを照らすと・・・どうなるのでしょうか?

実は白色LEDには蛍光体を利用し擬似色として赤色の波長も僅かながら生み出しています。

しかしそれだけでは非常に弱いため一般の白色LEDで対象物を見ると不自然に見えてしまいます。

なぜ蛍光灯などがより自然に近い色に見えるかと言いますと、RGBのピーク波長の強弱を上手く利用されて

いるからで、これにより全ての色を演出させる事が出来るのです。


また、光合成第二吸収波長である660nm付近は海底では減光されるものの、浅場に生息するサンゴ類の

発色に大きく影響されると考えています。

文献などは探せばいくらでも出てきますのであえてここでは申し上げませんが、例えばこの浅場サンゴに

代表されるトゲサンゴ類をもう少し深い所へ移動させ赤色波長がほぼ届かない環境下ではおそらくあの

綺麗なピンクや赤色にはならず褐色化していくものと思われます。


UV域の波長を吸収するにもその波長だけでは色揚がりどころか成長もしませんのでこれら赤色波長を

始めとする緑~黄色などトータルバランスに優れた製品に仕上げないとなかなかオールマイティーな

サンゴ用ライトにはならないでしょう。


T5などは波長が欠落しているのではなく強いRGB波長を一体化として放つ事により隠れた波長を補い

トータルバランスを作り出しているんだと思います。

その結果がサンゴ育成や水草などに向いているんじゃないかと私は考えています。


元の話に戻りますが、赤色は強く映ってしまうため全体的な色合いの影響が出やすいので、全体的に弱い

照度だとサンゴや岩の陰などが赤く映ってしまい部分的に赤が強くなってしまう事があります。

見た目的にもあまり良くはありませんし、これがサンゴに直接あたるとおそらく白化を招く原因にもなります。


HISEA A1ぐらい強い照度を持っていれば簡単に打ち消す事ができますので全く気にならずお使い頂ける

のも大きなポイントではないでしょうか。





続いてはムーンライトで活躍しそうなブルーチャンネルです。



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450nmピーク波長のロイヤルブルーです。

ブルー+UV系チャンネルではホワイトLEDが反射し爽やかな明るさになったのでムーンライトを演出させる

目的で設けられたチャンネルだと勝手に想像しています。


と言うか、それしか使い道無いんで…(笑)


敢えて言うなら420nm辺りにしてもらえれば言う事無いですね。


これについては今後の課題と言う事にしておきます。




取りあえずはざ~~っとこの様な結果となりました。

一部に問題点ではありませんが今後の改良に取り組む必要がありそうなところもあります。

カスタマイズや手を加えて高くなってしまうことだけは避けたいと思っています。




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ともあれほぼ公称値通り、いやそれ以上に満足いく結果であり今後の実験でも成果がとても楽しみです♪



つづく…。





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2015-09-17 : その他 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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