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赤色波長って本当に必要ないの?

orphek logo2


アトランティック設置5日目


海底の波長領域において、水深に比例して長波長(赤~赤外)は届きにくい性質があります。

簡単に言うと赤色は海(水)に吸収されてしまうので吸収されにくい短波長(紫外~青)が残って海底

では緑~青い世界になります。 (かなり大雑把な言い方ですみません)


サンゴの生息域(水深15~20m付近)では赤の波長域はごく僅かしか届いてませんので理屈からすると

この赤波長は必要ないか、もしくはサンゴの成長を阻害する恐れがある可能性があります。

当にそうでしょうか?

私は以前よりこの観点に疑問を抱いておりまして、アトランティックを使って実験することにしました。


Orphek-Atlantik-v2-1-LED-Aquarium-Light-ALL-channel-4.jpg
AT-V2_1B-channel-4-SPEC.jpg
20150105_1 001




これはチャンネル4のスペクトルです。

ご覧のように600~750nm辺りまでかなりワイドなレンジを持っています。

通常の赤LEDではあり得ない波長ですね。

ATLANTIKシリーズ全てに採用されているワイドレッドはこの画像では赤く映ってますが、実際に見た感じ

では濃いピンクのような色合いです。

ホワイトUVとホワイトVioletが同チャンネルで点灯しますので照射面は強烈な赤色ではなく朝日の

ような明るい赤色で、10%以下では夕焼けに近い色合いです。

このチャンネル4を午前中の点灯直後~11時をピークに点灯させます。

100%になるのは一瞬の間だけでプログラムは以下のようになります。



Channel4

20150104 014



その他のチャンネルについてのプログラムとスペクトルは以下の通りです。



channel

20150104 010

Orphek-Atlantik-v2-1-LED-Aquarium-Light-ALL-channel-1.jpg
AT-V2_1B-channel-1-SPEC.jpg
20150105_1 002




Channel2

20150104 012

Orphek-Atlantik-v2-1-LED-Aquarium-Light-ALL-channel-2.jpg
AT-V2_1B-channel-2-SPEC.jpg
20150105_1 003




Channel3

20150104 013

Orphek-Atlantik-v2-1-LED-Aquarium-Light-ALL-channel-3.jpg
Atlantik-Pendant-channel-3-SPEC.jpg
20150105_1 004





ATLANTIKのアプリケーションソフトには初期導入モードやSPSno成長モード、あるいは色揚げモード、

LPSモードなど8種類のプリインストールされたプログラムもあり、これらを活用することで簡単にプログラム

セッティングを行うことが出来ます。


上記の設定は自分でシミュレーションしたオリジナルプログラムでカスタマイズしています。

その様子をご覧下さい。



朝 10時点灯~11時

20150104 002
20150104 005



昼 11時~12時

20150104 006
20150104 009



白昼~夕方 12時~20時

20150105 001
20150105 002



夜 20時~21時

20150105 003
20150105 007



深夜 21時~22時

20150105 008




設置してまだ日も浅いことからサンゴに大きな変化は見られませんが、わざと赤系を強くしているので海藻

の成長スピードはかなり早くなってきました。

という事は褐虫藻も活発になってくるのでしょうか?

そうなれば褐色化? もしくは色濃くなるのか?

今のところはポリプの色が徐々にですがグリーンが濃くなってきているような感じです。

浅場のサンゴだけならたぶんこの方法はすごく理に適ってるのかも知れませんが深場サンゴへの

影響は果たしてどうなのか…?



つづく



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2015-01-05 : Orphek : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
面白い実験ですね!

実は私は超浅場には赤い光も存分に照射されてるので必要なんじゃないか?、と思っておりますし朝焼けや夕焼けの再現も有った方が良いんじゃないか?、なんて以前から考えておりました。
そして最近はLEDが普及してきた事で、朝焼けや夕焼けを再現するというLEDも出てきたようですが、なぜか、その殆どが暗いだけの「青」で、「赤」を出そうとしているのが見当たりません(本当の夕焼けや朝焼けを再現していない)

赤い光を出したんじゃ綺麗に見えないかも知れないので、使いたく無いんでしょうけど、本当の海の中に射す光も朝焼けや夕焼けの時には赤くて、15メートル以深であっても決して青い光の割合が多くなるのではなくて、赤い光が届かない分暗くなるだけなんですよね。

どんな結果が出るのか、楽しみにしております!!
2015-01-05 20:04 : 狩人 URL : 編集
狩人さん

こんばんは。
仰る通り市販されてるシステムLEDの日の出や日没と言うものは照度を落としただけにしか過ぎません。
かと言って普通の赤色LEDを追加してもこのATLANTIKのワイドレンジをもつLEDのような再現は不可能でしょうね。
青や白、UVなどを交えて作り出せば決して汚い色にはなりません。
太陽は朝日や夕日なども赤く見えるだけでワイドレンジな赤色なのでとても綺麗ですよね。

だけどここだけの話しですが、このアトランティックは訳あって北海道に旅立ってしまいましたので実験は一旦中止になります。
今は同じスペクトルを持つ製品で維持しています。
水草なら間違いなく爆殖しますよ(笑)
2015-01-05 21:14 : J.タナカ URL : 編集
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