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Aqua SunRiseシリーズにシアンを追加

top5.png

理想的な光合成波長を求めて


SANRISEの全シリーズでは、これまで500nm付近の波長を470~485nmのシアンブルーでカバー

していましたが、新たに490~510nmシアンを追加発売しました。


この500nm付近の波長は非常に特殊で汎用の白色LEDにはほとんど入っていません。

青に緑を足してもこの波長は出ません。 フィルターを掛けてもダメです。

また、見た目が青緑のシアン色に見える市販のLEDでもしっかり500nmが出ているものはごく僅かですし、

見た目シアン色LEDを加えても効果は全く得られないので注意が必要です。

500nmシアンは製造過程でピンポイントに狙って作ることが非常に難しいので不合格品が多く出回ってい

るのが現状で、そのため安価にて売られていることが多いようです。



20140929 003



Aqua SunRiseシリーズの交換用LEDチップのみの発売となりますが、MarineおよびPlantモデル

には仕様を変更し標準装備となります。

※ BaliluxXおよびBaliluxX HYBRIDにつきましては今のところ変更予定はありません。


このシアン波長の利点としましては、水草ではカロテンやルテインなどの吸収波長の第2ピークに当たり

ます。 より効果的にする狙いがあり色素形成を促進させる役割があります。

サンゴでもこのシアン域の蛍光タンパクを利用しているものが多く、特に色揚がりに関する効果が非常に

高いことで知られています。

逆に言いますと、この波長域が不足している場合には偏った色素形成に成り易い傾向にあります。

サンゴ本来の色彩に育てるためにもシアンは必要不可欠と言っても過言ではありません。



20141203155949225.jpg
Aqua SunRiseに標準搭載したシアンLED (左上)



試験的にオーダーした中で合格(490~510nmの範囲)したのはたったの5%だけでした。

ですので交換用チップが準備できるのはもう少し時間が掛かりそうです。


という事で、届いたAqua SunRise Plantモデルのスペクトル計測を行いました。

先ずはシアン単体の計測です。


490-510nmCyan.jpg



しっかりと狙っていた波長が出ています。 ひと安心です(笑)

それと、ブルー系に比べ以外とワイドレンジになってる点についても始めて気付きました。

照度もかなり高そうなので期待できるかと思います。


Plantモデルの全点灯を新旧交えて比較してみました。

先ずは初期モデルで630nmレッドが入っているスペクトル。

20140912 002



レッドを670nmに変更した前モデル

30cm中央付近



そして、今回の530nm グリーンを500nm シアンに変更した最新モデルのスペクトル

SunRise-p_30cm.jpg



スペクトルを見る限り非常に微妙な差ですが、この微妙な差こそが水草やサンゴにとっては大きな差と

なって現れてきます。

注目すべき点として、500~700nmの山がとてもなだらかに、そしてやや低くなっているのが判ります。

これは500~700nmの波長が減ったわけではなく、シアンによって500nmが大きく押し上げられた事に

よる変動なのです。

例えば白色LEDと比較すればその事が顕著にお判り頂けると思います。

SunRise-p_white_30cm.jpg
Aqua SunRiseに搭載されてる白色LEDのスペクトル



如何でしょう。 

このようにスペクトルを比較すると一目瞭然ですね。

一見白色LEDの方が大きな山になって良さそうに見えますが、これは単に他が低い為に押し上げられて

いるに過ぎません。

ただ残念なことに青色LEDの出力を下げるともっと分かりやすいスペクトルになるのですがシアンと同一の

チャンネル構成のためそれが出来ません。

私の予想ではかなり太陽光に近いスペクトルが実現出来ていると思います。

鑑賞目的のアクアリウムでは、太陽光のように少し黄ばんだ色合いですとワイルド感はありますが清らか

で澄んだ色合いとは程遠い感じですので太陽光に450nm付近の青色を加えることで透明感が増します。

それを実現したのがAqua SunRise Plantなのです。


太陽光のように全体を包み込む柔らかな光と適度に強い照度、そして清涼感ある色合いは直線的な光の

LEDとは感じない全く新しい次元のアクアリウム用照明だと思います。


お手持ちの携帯やタブレット(iosまたはアンドロイド)で超カンタンにWi-Fiコントロール出来る点もこの

製品の優れた特徴の一つです。


20141203160101d13.jpg
500nmシアンを搭載した最新モデルのAqua SunRise Plant600




ご予約頂きましたユーザー様へ


長らくお待たせしておりましたが本日より最新モデルを順次お届けさせて頂きます。

商品の到着まで今暫くお待ち下さいませ。




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2014-12-04 : その他 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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LPSの色維持及び色抜けに非常に悩んでいます。

サンライズの色の混ざり具合はどんな感じでしょうか?
アトランティックとどちらにするかで、
より色が混ざり、柔らかく見える方の
購入を検討しています
2014-12-07 10:32 : sin URL : 編集
sinさん

こんにちは。
どちらも色の混ざり具合は本当に抜群ですよ!
カラフルなギラギラ感はありません。
レンズは付いていますが集光のような鋭いものではなく柔らかい光です。
色揚げだけで言いますとアトランティックの方が実績は上になります。
明るさ的にはサンライズでしょうね。
両方ともWi-Fiの無線コントロールが使えますので機能面ではさほど差はありません。
あとはスタイルやデザインとか価格的なものでしょうか?
2014-12-07 11:42 : J.タナカ URL : 編集
早速の回答ありがとうございます。
特に色の混ざりに差がないなら
好きなチップに交換できるサンライズ
の方が、よりLPSに特化した構成に
変更できそうかなと。
ホワイトチャンネルは相当絞るので
もったいなく感じてしまうので(^^;
本気で究極にLPSの維持、色上げ
を目指したいのでチップ交換かなと。
ほんと悩ましいです。

2014-12-07 19:17 : sin URL : 編集
sinさん

仰るようにチップ交換できるタイプのAqua SunRiseは飼っている生体に受光容態を合わせる事ができ、色々と試せるので失敗は無いと思います。

ただ、5Wと3Wがありますので交換できるチップタイプの場所と数は限られております。
詳しい内容につきましてはお手数ですが左の問い合わせフォームまたはメールでお問い合わせ下さい。
2014-12-07 21:29 : J.タナカ URL : 編集
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