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これはあかんでしょ!

人工海水に含まれてはいけないもの



先日のアンモニア混入騒動で一時は全滅の危機に遭った実験水槽ですが、その後に様々な問い合わせ

が多く寄せられました。

問題のあった人工海水の品名や販売会社を特定(公開)する事は出来ませんが、あくまでも業務用です

ので一般に流通することはありませんので心配ご無用です。

しかしあっという間に大切なサンゴの危機に関わる事ですので一応その内容を軽くお伝えします。


検査試薬が古いものであれば誤反応起こす可能性がありますので新品を用意し、一般に計測できる範囲

だけですがNH3とNO2およびNO3を調べました。

問題の人工海水を常温(25度)のR/O水に溶かします。 (塩分濃度は3.5%になるよう調整)

溶かした時のpHは8.1でした。


まずはNH3(アンモニア)からです。


004.jpg



標本と色味は若干異なりますがおよそ0.2~0.3ppmが検出されました。

有害アンモニアの含有率はおよそ0.0166~0.0249%の範囲です。


続きましてNO2(亜硝酸塩)を計測しましたが、こちらは0でしたので割愛します。

そして最後にNO3(硝酸塩)を測定。


003.jpg




およそ5ppmの硝酸塩が検出されました。

アンモニアと硝酸塩の検出レベルは低いものですが、人工海水に含まれてはいけないものですので

これはあかんレベルですね。



問題はここからです。

このレベルのもので総水量の15%を換水したところであまり影響は受けないと思うのですが、この直後から

ミドリイシ達は急にミューカスを大噴出しました。

その時の詳しい内容はこちらの記事です。  大失態!実験水槽が全滅の危機に

SPSにとってアンモニアや亜硝酸、硝酸は有害であることには違いありませんが、少量のレベルでこれほど

まで影響を受けるものなのか?と言う疑問が残ります。


日々蓄積されていくものとは違い、少量と言えども一気に濃度が上がったことによる影響か?


はたまたこの少量のアンモニアと硝酸塩が水槽内で何らかの酸化・還元反応を引き起こしたのか?


この人工海水にサンゴにとっての毒素(重金属類など:例えば銅など)が含まれていたのか?



今になって思うことは、この時に水槽内の水質を測定、あるいはサンプルを残しておけば何らかの原因

が究明できたかもしれないと思うと残念です。


逆にこの時私がとった行動とは、問題の人工海水を疑わず更に水換えをしてしまった事が被害を大きく

してしまったのだと思います。  


浅はかですね~  まだまだ修行が足りません。(涙)



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2014-11-13 : その他 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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