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日の出(朝日)の効果 赤波長!

hisea_8.png




赤波長、実は凄い役割を担っています



HISEA A1のSPSモデルにはチャンネル3に赤と橙にシアンとロイヤルブルーの4種類が入っています。

見た目は赤紫っぽいのでUVに似た色合いに映りますが蛍光反応はあまり示しません。

強いて言えばロイヤルブルーへの反応ぐらいですので一般的な青白LED程度です。


このチャンネル3を午前中からお昼頃にかけて数時間だけ0~80%に上昇させ日の出効果を狙っています。

サンゴに赤波長は必要ないとか害になる場合があるなどと言う風評もあるようですが決してそんなことはなく、

逆にUV域の強さばかりを強調していくと蛍光タンパクが強く出すぎるために緑色化していく場合があります。


サンゴには蛍光タンパク以外にも赤やピンク、オレンジに黄色と言った色素タンパクを持つものがあります。

これらの色素に対してUV域では励起しませんので何らかの補助が必要となるわけです。


例えば難しい例で言いますと私が今挑戦しているストロベリーをレッドチューリップにする方法ですが、

ベースのシアンを濃くしながらポリプと先端だけを真っ赤にするという色素的には相反する波長を要求

するような場合があります。

今私が目標としているレッドチューリップはこんな感じです。



11401416_1462344950742219_8511528638175138263_n.jpg




現在までは主にUVおよび420nmバイオレットと500nmシアンを効果的に当てて色揚げを狙って来ました

が、ベースのシアンは十分揚がるのですが肝心のレッドがなかなか揚がってきてくれません。

これは先に申し上げた通りその他の波長が不足していることが原因だと思っています。


そこでHISEA A1のチャンネル3を駆使して朝日のような日の出を強制的に作り出し、数時間だけですが

この波長帯をメインにすることにしました。



20151031004.jpg




ベースのシアンは色飛びしているように見えますが普通の青白っぽい光になるとしっかり出ています。

それよりも赤色のポリプ部分が強調されており、先端が赤く色付いて来たら成功ですね。

アップにするとこんな感じです。



20151031003.jpg




濃い緑一色だった他のミドリイシも徐々にその効果が現れてきました。

少しずつ先端がパープルに変化し始めています。



20151031001.jpg




そして赤茶色だった個体もかなり赤色へと傾いてきた感じがします。

赤紫の光ですので多分にその傾向は強く出ていますがこの方法を続けていくことで通常の明るい日中の光

の時でもより赤さが増してきていると思います。



20151031002.jpg




ちなみにUVとバイオレットの波長の光を当てるとこんな感じです。↓



20151031007.jpg




さらにレッドチューリップを目指しているストロベリーでも・・・↓



20151031008.jpg




この様に蛍光タンパクだけが励起していることがお解かりいただけると思います。

赤色には全く反応しないと言うか逆に同化して霞んでいるような感じです。

これでは綺麗なツートンカラーに仕上げる事は困難であと言えるでしょうね。


波長は水槽全体の演色性を高めるばかりでなくPRA値を押し上げる作用もありますので色揚げ

だけではなく育成にも大きな役割があると思います。

ただし、60度以下の集光によるものは斑模様になりやすく、強光阻害の原因ともなりかねませんので

十分な注意が必要です。(HISEA A1の場合、赤色LED部分は120度です)



T5蛍光灯やメタハラなどではじ~~っと待つしかありませんが、システムLEDの魅力は狙った波長を作り

出すことができて、様々な個体の変化を楽しむ事が出来るところではないでしょうか?


これらの検証により、赤も青も、緑も黄色も全てのサンゴの成長と発色維持のための製品として




また一歩前進   したと思います。





現在はこんな感じでHISEA A1による色揚げ実験を行っており、今後も継続して情報発信させて頂きます。




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2015-10-31 : その他 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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