MICMOL AQUA CCの解説とか

MICMOLからニューリリースされたAQUA CCは発売からちょうど1ヶ月が経過いたしました。
ほぼ全てのご購入者様からご満足とお喜びの反響がとても大きかったので再び取り上げさせて頂きます。

スッキリとしたハングオンスタイルのAQUA CC
これまで有りそうで無かった小型水槽向けのシステムLEDライト。 もちろん複数並べれば大型水槽にも
対応することが可能です。
AQUA CCの特徴はとにかく薄くてシンプルでスタイリッシュ。 しかも小型水槽用にありがちな「明かり」
ではなく波長も明るさもしっかり兼ね備え、3つのチャンネル毎に色合いや明るさなどを自由自在に24時間
自動制御してくれるシステムLEDライトなのであります。
詳細は以前にご紹介させて頂きましたが水草のプロ目線でGRASSY AQUAさんが特集記事をアップ
して頂いてるようなので、こちらをご紹介させて頂きます。

GRASSY AQUA TOPページより
なお、AQUA CCなど弊社取扱製品の一部(現在は淡水・水草用のみ)はGRASSY AQUAさんの販売サイト
GRASSY SIDEからもご購入頂けます。
海水・サンゴ用は引き続きJUNオンラインショップよりどうぞ♪

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完売御礼! そして…
続報2 AQUA CC Marine(海水・サンゴ編)

Plantedタイプ(淡水・水草用)に引き続き、今回はMarineタイプのご紹介です。
外観等は前回記事にアップさせて頂きましたのでMarineタイプは性能のみとなります。

こちらの方はwhiteチャンネル・Blueチャンネル・UV+RGBの3チャンネルで構成されています。
欲を言えばUVだけのチャンネルが有ればサンゴの種類に合わせて細かく設定できるのですが、これ
ばかりは仕様に限界がありますので止むを得ないところです。
まぁ、そこまで拘る方はもっと高級なシステムLEDをチョイスされると思いますのでミドルクラスとしては
これぐらいの機能があれば十分ですし、価格相応だと思います。
各チャンネルの配列構成、色合い、スペクトルは次のとおりです。
※測定方法は離隔30㎝にて計測しています。
① Ch white クールホワイト

撮り忘れました(汗;

② Ch Blue ロイヤルブルー



③ Ch Special スペシャル (UV+RGB-W)



Ch ALL 全チャンネル(100%)



Marineタイプに使用されているホワイトLEDはPlantedタイプとは異なり高ケルビンの青白い光になって
います。
メーカー公称値は12000k~16000kとなっていますが計測結果では19000kオーバーでした。
また、スペシャルチャンネルに使用されているDeep Red(660~665nm)は計測から630nmであることが
判明しました。
特に大きな問題ではありませんが、これにつきましては一度メーカーへ問い合わせてみます。
あともう一点、メーカーから発表されている本体サイズの記載につきまして誤りがありました。
記載されている本体サイズは295×80×10㎜とありますが、正しくは250×80×10㎜です。
したがいまし適用範囲も250~600㎜水槽に変更させて頂きました。
Marineタイプの総合評価は、LEDの配列と構成が改良されている分New Aqua Airより若干ですが
良くなっています。

スペクトルグラフで比較すると判り易いですね。
スペシャルチャンネルで新たにViolet(410~415nm)が追加されUV帯域が強化されています。
全体的に照度もアップされていますのでAqua Airよりワンランク上の性能だと言えるでしょう。
先行予約分につきましては既にお届け済みですが、AQUA CCの発売を記念して
をご用意させて頂きました。
ただし、Marineタイプのみとさせて頂きます。(お届けは今月末頃になります)
本日正午~予定数に達した時点で終了とさせて頂きますので予めご了承ください。

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続報2 AQUA CC Planted(淡水・水草用)

AQUA CCを初めて見た方は「長いスマホかタブレットみたい」とよく言われます。
超薄の本体はとてもシャープでお洒落な水草水槽にたいへん良くマッチすると思います。
では、どれほど薄いのかと言いますと…

左:AQUA CC / 右:スマートフォン
手持ちのスマホと比べてみました。
スマホもかなり薄いタイプなのですが、AQUA CCはそれよりも数ミリ薄いです。
メーカーが公表している本体重量は500gと言うことですが、少しアバウトなので測ってみました。

何と! 公表値から約半分の284gではありませんか・・・
おそらく500gと言う値は、ブラケットや電源など全てを合算した重量なのかも知れませんね。
一応、本体に刻印(彫刻)されているロゴマークもアップしてみました。(中は鏡面仕上げになってます)

AQUA CCの外観は本当にスマホのような感じで、ネジ類は1本も使われていません。
数あるアクア用照明の中でここまでのクオリティーは未だかつて無いんじゃないでしょうか?
手にとってご覧頂ければ「これがライト?」って感じで驚かれるんじゃないかと思います。
次にライトの性能についてご紹介させて頂きます。
2種類ある中で、先ず最初は淡水・水草用のPlantedタイプから。
コントローラーで調光できるのは3つに分かれたチャンネルがあります。

①White=電球色のワームホワイト
②Blue=白昼色のクールホワイト
③Special=UV+RGB
この3つのチャンネルの強弱(0~100%)による組み合わせで全体の色合いが決定されます。
細かく言えば100万通りの色合いを作り出すことが可能です。
これらの組み合わせはコントローラーを使って夜明けのように徐々に明るくしたり、あるいは夕暮れのよう
な雰囲気を全て自動制御で作り出せます。 また、日中の変化はあまり必要ないかもしれませんが、スイッチ
ON/OFFのようにパッと点いてパッと消えるだけの照明では味わえないワンランク上のライティングでアクア
リウムをお楽しみ頂けます。
海水・サンゴ用は主にブルー系を中心に、淡水・水草用は明るさを重視したホワイト系をメインに構成されて
います。
各チャンネルの配色と色合い、それとスペクトルデーターは次の通りです。
スペクトルデーターは離隔30㎝にて計測しています。
Ch-1 white ワームホワイト(電球色)



Ch-2 Blue クールホワイト(白昼色)



Ch-3 Special UV+RGB



Ch-ALL 全チャンネル(100%)



非レンズ仕様ですので照度はAqua Airと同様にさほど高いものではありませんが水草の育成に関して申し
上げますと、これでも十分すぎるほどの明るさが確保されています。
それよりも注目して頂きたいのは、LEDの構成と配分のバランスが非常に良くなっていると言う点です。
New Aqua Airのスペクトルと比較するとその違いが一目瞭然でお判りいただけると思います。

水草の成長だけなら大きな差は出ないと思いますが、葉の色着き(特に赤系)に関しては圧倒的に
AQUA CCの方が有利であることは間違いないでしょう。
ただ、赤系色素の着色には水に含まれる鉄分量が関係していますので、手放しで波長だけに頼るのは
少し無謀ですのでしっかりとした知識を身に付けることもお忘れなく…。
今回の検証結果から、見た目のハード面だけでなく中身のソフト面も確実に進歩していた事を伺い知る
ことが出来ました。
次回はMarineタイプについて詳しくご紹介させて頂きます。
つづく…。

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